2011年 07月 20日 ( 1 )

禁煙薬の落とし穴

みなさん、こんばんわ。

今日は「禁煙」を考えている方にぜひお伝えしたいと思うニュースがあったので、書いてみたいと思います。

以前にもタバコに関しての記事を書きました。
私はタバコは嗜好品なので、依存度が高くない程度であれば無理にやめる必要はないと思っています。(今は私は吸いませんが^^♪)

関連記事:
 ・たばこをやめられない人の脳と心
 ・脳内マリファナ

しかし現実は、喫煙者にとってはマナー違反とか気にするだけでも大変ですね。
禁煙エリアは拡大しているし罰金まであったりして、ホッと一服が逆に肩身の狭い気分になってしまうかもしれません(~_~;)

最近はCMでも「お医者さんと一緒に禁煙を成功させよう」みたいな広告をみかけます。二コレットのようなニコチンガムやパッチなどは知っていましたが、お薬で禁煙をするというのがどのようなものか、わかりませんでした。

でも・・・
ちょっと待って!

気になる2つの記事を見かけました。

禁煙補助薬・・バレニクリン(チャンティックス)
米ファイザーの禁煙補助薬、心臓病リスク高める恐れ=調査

英米の科学者は4日、米製薬大手ファイザー<PFE.N>の禁煙補助薬「チャンピックス(米国名:チャンティックス、一般名:バレニクリン」について、心臓発作や他の心臓病リスクを高めるとの研究結果を明らかにした。

 科学者らは、チャンピックスについて14の臨床試験を分析。プラセボ(偽薬)と比較して、入院や身体障害、死亡に至る深刻な心臓疾患を引き起こす確率が72%高かったとしている。

 研究を主導したジョンズ・ホプキンス大学医学部のソナル・シン氏は「われわれの新たな研究結果は、バレニクリンのリスクと便益のバランスを変えるもの」と述べ、「この場合、心疾患のリスクを低減するために禁煙したい人が、まさにその回避したい問題へのリスクを高める薬を服用していることになる」と指摘した。

 ファイザーは声明で、シン氏のデータ分析に反論。「分析には複数の制限がある。特に、わずかな症例に基づいており、研究結果の信頼性に懸念をもたらしている」としている。

 同社はまた、規制当局と協力し、チャンティックスのデータを継続的に見直し、監視していく方針を示した。
(ロンドン 7月4日 ロイター)

肺がんリスクを考えて禁煙を頑張ってみても、心臓病リスクを高めてしまうのであれば、何のために禁煙するのやら。。。
しかも禁煙効果は高いようですが、副作用がけっこう気になるようです。

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ところでこの「バレニクリン」、こんな不安な記事を見つけました。

『暴力を引き起こす処方薬 トップ10』

薬と暴力と言えば、まず最初に頭に浮かぶのはクラック、コカインといった違法薬物。
しかし、例えばプロザックのような抗うつ薬は有名だが、ある種の処方薬にも暴力行為、さらには他殺行為すら引き起こすリスクを高めるものがある。
米国薬物安全使用協会 (Institute for Safe Medication Practices(ISMP)) がPloS One 誌に発表したFDAの大規模有害事象症例報告データベースの情報に基づく新たな研究によると、他人への暴力行為を引き起こしたとする報告が31種の薬に集中していることが分かった。

10位 デスベンラファキシン (Pristiq プリスティーク) 抗うつ薬 更年期障害治療薬
9位 ベンラファキシン (Effexor エフェクサー) 抗うつ薬
8位 フルボキサミン (Luvox ルボックス) 抗うつ薬
7位 トリアゾラム (Halcion ハルシオン) ベンゾジアゼピン系
6位 アトモキセチン (Strattera ストラテラ) ADHD 治療薬
5位 メフロキン (Lariam ラリアム) マラリア薬
4位 アンフェタミン (Various) ADHD 治療薬

ワースト・スリー

3位 パロキセチン (Paxil パキシル) 抗うつ薬 断薬症状の激しさでも有名
2位 フルオキセチン (Prozac プロザック) 抗うつ薬
1位 バレニクリン (Chantix チャンピックス) 禁煙補助薬)

この研究を行ったムーアらの結論は、
「これらのデータは、他者への暴力行為が比較的小さい薬物群に関連して生じる、正真正銘の重大な薬物有害事象であることを示す新たなエビデンスを提供するものである。
ドーパミンの有用性を増加させるバレニクリン及びセロトニン再取り込み阻害薬が最も強力かつ一貫して関与する薬物類であった。」

元記事:"Top Ten Legal Drugs Linked to Violence"

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バレニクリンは第1位のようです!
このことはとても恐ろしい衝撃的真実です。

ただタバコをやめようと思っただけなのに、この禁煙補助薬を使用したことで暴力的なトラウマや過去の苦々しい思いを蘇らせ、精神的に相互作用が働いてしまって暴力的になってしまう。
そんなことがおこりうる可能性がある。
ということになりましょうか・・・。

タバコをどうしてもやめたいと思うなら、薬をつかってやめるより「意志の力」や「ドキドキモードのドーパミン」を使ったほうがよっぽど健康的!ということですね。


それにしても東電と官僚の秘密の関係のように、製薬会社と厚生労働省との間もきっと秘密の仲がよろしい関係なのかもしれませんねww(~_~;)