マヤのカスティーヨが告げる時の不思議
春分の日も無事に終わりました。
世界は何事もなく春の太陽を迎えることができました。
(見た目だけかもしれませんが^^;)
しかし残念なことに春の訪れを告げる春分の日の20日、マグニチュード7.9という大きな地震がメキシコを襲いました。
震源は南部ゲレロ州オメテペクの東約25キロで、深さは約20キロということ。
震源地に近いオメテペクを中心に家屋は損壊し、隣接するオアハカ州では泥れんが造りの家屋が損壊して重傷者も出たようです。
メキシコで強い地震 M7.9

オアハカにはたくさんのマヤ遺跡があります。
サポテカ文化、ミシュテカ文化が有名なオアハカ州は、現在でも先住民の人口が多いそうです。世界遺産に登録されているモンテ アルバン遺跡には建造物もたくさんありますが、壊れなかったでしょうか。
心配です(>_<)
メキシコではオバマ米大統領の長女マリアさん(13)が休暇を過ごしていたそうです。
なるほど不思議な偶然ですねぇ~!
米政府関係者は無事が確認されたと明かしています。
首都メキシコ市では1分以上の揺れを観測したそうですから、日本を襲った3・11の時のように長く感じられたことでしょうね。
春分の日はマヤの人々にとって毎日の生活のなかで、マヤカレンダーがどれほど大切かを立ち止まって感じてみる時です。
その日は仕事や学校から離れ、考えたりゲームで遊んだりすることも全てストップして、カレンダーである「マヤのピラミッド・カステーヨ」が春の訪れを告げてくれることを思考せずにただ受けとめる。
時が告げるものが何かを感じてみる、大いなる自然や天体の神秘を感じてみる。
時の守護者が私たちに伝えたい「時」の大切さ。
そんな気持ちが、マヤのピラミッドで起こる不思議にはこめられているのですね。

この世界で起こる「不思議」や「共時性」「運命的な引き寄せ」には、二通りあると思います。
1つは世間でいう「偶然」や「奇跡」のように感じられるような不思議。
そしてもう1つは「不思議」や「運命」「偶然」のように見せかけ、不思議だと思わせる「人為的」あるいは「大きな意志ようなもの」の不思議。
この二つのうち、どちらの不思議をあなたは信じて生きていますか?
この二つのうちどちらの不思議を信じているかによって、あなたが生きる「不思議な世界」のエネルギーがあなたに起こるのだと私は思います。
昔の私は、不思議を「奇跡的な出会い」「不思議な運命ってあるよね」と思いながら生きていたので、前者の不思議に生きていました。
今の私は後者の「不思議な世界」に生きています。
後者は「必ず意味あることによっておきた出来事である」という考え方が前提となった不思議です。
不思議としては同じですし、偶然のようだし、運命のように感じますが、後者はそれらはすべて「必然」であり「大きな計画」や「意思」によって生じていると認める、信じることによって生まれる現象が「不思議」だとしています。
私がブログで様々な世界のニュースや現象・事象などを解き明かそうと試みていることも、後者の立場に立っているからこそできるのです。
ナショナルジオグラフィック デイリーニュース

メキシコ・テオティワカンのピラミッド
2012年3月20日春の最初の日を浴びながら。
☆◆☆
・2012年2月22日 マヤ新年を迎え「香」の年になった。
「香」は「Caban」マヤ語では「No'j(ノッホ)」と呼ばれ「地震」という意味をもっている。
・3月19日は「夜・13」20日は「トカゲ・1」の日を担ぐナーカルがきており「神殿に種が撒かれる」という神秘的な意味をもった太陽が昇っている。
・春分の日、メキシコに大きな地震が起こった。。。
・マリアという名前の女性(オバマ大統領の娘さん)が、メキシコにいた。
この共時的事象のなかには、必ずマヤ「香」のナーカルが伝えたいメッセージがあるはずです。
私はそう思っています。

人生は不思議に満ちています。
そしてその不思議な世界は、背中合わせになった異なる二つの世界から生じている自然の神秘なるギフトだと思います。
この春分のとき、ナーカルは私にたくさんの「時のギフト」を与えてくれました(^_-)-☆
感謝感謝♪です。